伊藤三時のいる書斎

生きるとは愛でることである。誰かの言葉です。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

病院と警察

病院に行った。(精神の方の病院である) 病院に行くくらいであれば問題なく、発熱後二週間自宅待機の決まりは今の所存在せず、独自ルールでしかないとの御達しを頂いたので、来週も普通に病院に行けることになった。訳あって十日分以上の薬は私には処方出来な…

本の園、喪服、日記

私の部屋は本の園である。作業机の後ろにも横にも本棚があり、作業机そのものに付属している本棚にも本、とにかく本で溢れているのである。一時本を整理したが、それもまた無駄に終わり、溢れかえる本たちに囲まれて生活している。本棚の中には白紙の本もあ…

水出し珈琲の茶のような味わい

昨日の夜、水出し珈琲を作った。百五十グラムはある豆を使おうとしたら失くしてしまったのか出てこなくなってしまい、お目当ての豆ではないが中途半端に余ってしまった豆を使って作ってみたらこれがなかなかうまく出来た。 母は苦味のある珈琲が苦手だが、味…

愛と『推し』とつぶやきと

『推す』という感情はなんだろう?『推される側の自覚』とはなんだろう?常日頃から考えている。 愛とは何かを考えて生きている身として、自分は愛を持って『推せる』だけの価値有る人間でいられているかどうか、を気にしてしまうことがある。本当ならば気に…

ハイベッドの上のラプンツェル その三 ファッションショー、巨大な食パン、そして宣伝

巨大な食パンが二切れも来た。 二切れも来たのはさすがにバグらしいが、母がこれを可愛いというので一つはリビングに置かれることになった。平和的解決である。 初め、届いた際にあまりにも箱がでかすぎたので(聞いて驚け、私の肩くらいの高さまであった箱…

ハイベッドの上のラプンツェル その二

初めて会った時の印象が頭から離れないんですよね、と彼は言った。六月二十七日の午前深夜のことである。高校時代の後輩と電話していた。電話しませんか、と言われて軽いノリで承諾を出すのは彼くらいである。深夜二時三十六分のことであった。その中の会話…

ハイベッドの上のラプンツェル

久々に熱を出した。なんせ昨日は仕事が多かったし、熱が出ていなかったから雨やら低気圧のせいだと完全に思っていたら全然違った。でもメモは読めないし資料は分からないしで何やってるか自分でもわからなくなっていたので早退したかったのだが、バカなので…

天国は琥珀色

私は家で珈琲を淹れる。 淹れ方を変えてみたり違うフレーバーで三人分淹れて全て味見して、その中で牛乳に似合いそうな一つをカフェオレにする。カップはシンプルなものを揃えて、その日その日の豆に似合うものを考えて注ぐ。私の朝のルーティーンだ。 うち…