伊藤三時のいる書斎

生きるとは愛でることである。誰かの言葉です。

2020-01-01から1年間の記事一覧

禁止事項

昨夜あたりから胸痛がひどかったので病院に行ったら薬と禁止事項が増えた。 簡単に言うのであれば『心拍数の上がること』はしないことである。 昨日から記録を見た際に『あまりにもこれは動きすぎでは、人とも連絡を取りすぎているし、刺激の多い生活がすぎ…

薬と体重。変化してゆくこと。

一年前、12月くらいかな。当時私は本当に太っていて、体重が54キロありました。私の身長から計算するとギリギリ肥満くらいあり、何をしても体重が落ちませんでした。 その時飲んでいたお薬は、ミルタザピン。副作用として『太る』というものがあることを、当…

荒れた天気、手紙の返事

低気圧が来たのでやられている。珈琲一杯だけ飲んだのに落ち着かないのはそういうことかと勝手に納得していた。 こういう時はアイデアマンになれるが、性質上衝突も多くなるわけで、今日はよく話す友人と少しばかり衝突があった。まぁここに特筆するべきこと…

居心地、共有

とある人とお話しをしていて、『居心地とは共有である』という結論がひとつ出ました。 たとえばの話、とあるバーで美味しいウイスキーを『美味しいですよ』と勧められて、実際に美味しいと感じた。『美味しいですね』と自分が言って、『そうでしょう』とマス…

『接客をする上で心がけていること』を少し深く考えてみた

久しぶりに質問箱を見たら 『接客する上で心がけていることはありますか』との質問が来ていました。 これに対して ・喋りすぎない、無理に喋らないこと(←お客様にも同じことが言えますね、無理に喋らせようとしない) ・人を感動させることを第一に考えない …

七月という名の地獄、短いコードしかない部屋

蒸し暑く風の強い昼下がり。七月がやってきた。 この数字がやって来てしまったことに私は強く恐れを抱く。 七月と八月はどうも私には向かないようで、すぐに死のうという思考にいつもなってしまう。暑さにやられるのか、それとも自己嫌悪か、分からないまま…

病院と警察

病院に行った。(精神の方の病院である) 病院に行くくらいであれば問題なく、発熱後二週間自宅待機の決まりは今の所存在せず、独自ルールでしかないとの御達しを頂いたので、来週も普通に病院に行けることになった。訳あって十日分以上の薬は私には処方出来な…

本の園、喪服、日記

私の部屋は本の園である。作業机の後ろにも横にも本棚があり、作業机そのものに付属している本棚にも本、とにかく本で溢れているのである。一時本を整理したが、それもまた無駄に終わり、溢れかえる本たちに囲まれて生活している。本棚の中には白紙の本もあ…

水出し珈琲の茶のような味わい

昨日の夜、水出し珈琲を作った。百五十グラムはある豆を使おうとしたら失くしてしまったのか出てこなくなってしまい、お目当ての豆ではないが中途半端に余ってしまった豆を使って作ってみたらこれがなかなかうまく出来た。 母は苦味のある珈琲が苦手だが、味…

愛と『推し』とつぶやきと

『推す』という感情はなんだろう?『推される側の自覚』とはなんだろう?常日頃から考えている。 愛とは何かを考えて生きている身として、自分は愛を持って『推せる』だけの価値有る人間でいられているかどうか、を気にしてしまうことがある。本当ならば気に…

ハイベッドの上のラプンツェル その三 ファッションショー、巨大な食パン、そして宣伝

巨大な食パンが二切れも来た。 二切れも来たのはさすがにバグらしいが、母がこれを可愛いというので一つはリビングに置かれることになった。平和的解決である。 初め、届いた際にあまりにも箱がでかすぎたので(聞いて驚け、私の肩くらいの高さまであった箱…

ハイベッドの上のラプンツェル その二

初めて会った時の印象が頭から離れないんですよね、と彼は言った。六月二十七日の午前深夜のことである。高校時代の後輩と電話していた。電話しませんか、と言われて軽いノリで承諾を出すのは彼くらいである。深夜二時三十六分のことであった。その中の会話…

ハイベッドの上のラプンツェル

久々に熱を出した。なんせ昨日は仕事が多かったし、熱が出ていなかったから雨やら低気圧のせいだと完全に思っていたら全然違った。でもメモは読めないし資料は分からないしで何やってるか自分でもわからなくなっていたので早退したかったのだが、バカなので…

天国は琥珀色

私は家で珈琲を淹れる。 淹れ方を変えてみたり違うフレーバーで三人分淹れて全て味見して、その中で牛乳に似合いそうな一つをカフェオレにする。カップはシンプルなものを揃えて、その日その日の豆に似合うものを考えて注ぐ。私の朝のルーティーンだ。 うち…

もしもこの錠剤が人魚になる薬であったなら

夕方、雨。豪雨とまではいかないけれど大雨だった。傘がないので濡れて帰ったせいか、重力が身体を押しつぶそうとして、腰の内出血は痛みだす。痛みに効く薬は手元になかった。今の私には身体の痛みを無くす薬は処方されないからだ。こんな調子が続くとある…

七年の傷

私の左手親指の爪の根元には、半田ごてで負った火傷の痕がある。肌が硬化し、気になって癖でいつも引っ掻いてしまう。するとさらに肌が傷付いてしまい、七年、なかなか治らなかった。 その傷が治っていることに、この文章を書いている今、気がついた。 昔に…

無自覚とデート

やたら腰が反るらしい。いきなり私の身体の話で悪いが。 私の身体は他の人達のものと比べてかなり軟かいのではないかということを、つい最近自覚した。正確には言われていたが、世辞の一つだろうくらいにしか思っていなかった。 先日の『ネメシスの箱庭』で…

何者にもなりきれない自分を

「伊藤三時は何者なんですか?」 そう訊かれるとたいてい私は「さぁ、何なんでしょうねぇ。」と言う。決めたくないというより、ただ単に決まらないのが大きい。自分がやりたいと、今の伊藤三時はこれが良いと決めたものだけやっている。 たまに「この活動を…